島根大学医学部との共同研究の過程で発明された「木炭(炭八)による防音調湿工法」の特徴は次の3点です。

一般的に使用されている通気性の少ない天井ボードの代わりに穴あきボード(音楽教室や昔の病院に使われていたもの)を貼り、室内と天井裏との通気性をとっている。天井ボードのすぐ上には、天井用の「炭八」(1袋15リットル、約2kg)を1㎡当たり約6袋をぎっしり敷き詰めている。
天井裏と屋外の壁に通気口を設け、梅雨時期の室内や台所などから発生する水分を天井ボードの穴を通して「炭八」が吸着し、その湿気を天井裏から屋外へと出す自然換気システム工法。

この工法は2010年7月16日に特許として登録されました。
特許4550609号
発明の名称 防音調湿天井構造