出雲市の出雲大社北島国造館で、出雲大社の祭神・大国主神 とともに国づくりをしたと伝えられる「少名毘古那神」を祭られる「天神社」の建て替えが完成し、4月17日遷座奉祝祭が執り行われました。 弊社出雲土建も基礎や石積みなどの工事にかかわらせていただき奉祝祭に参列しました。

 「少名毘古那神」(すくなひこなのかみ)と呼ばれるこの神様は、大国主神と力を会わせ、心を一つにして国づくりをされました。
 また、「少名毘古那神」は日本書紀に「病気になったときの治療の仕方を定め、鳥獣や昆虫の災いを祓うためのまじないの方法を定められた」と記されており、医薬の神、農業の神、さらに酒造の神、温泉の神として崇敬されておいでの神様です。
 この神様は、一寸法師のルーツとも言われる小さな神様ではありますが、小さなことを大切にしていくことが、大きなことを成し遂げることにつながっていくことであるとの北島国造様の御挨拶が、印象に残りました。
 今も昔も国づくりには、弱者の方にやさしい、人の健康、医療がまずは第一であることがわかります。
 出雲土建と出雲カーボンは平成15年から島根大学の医学部と「炭八」を床下や天井やベッドの下などに入れて、アトピー性皮膚炎や小児気管支ぜんそくの産学共同研究をして、わずかではありますが病気の改善に貢献しています。
 このたびの医療の神様「少名毘古那神」との不思議なご縁に感謝しています。