先般、10月13日(土)出雲商工会館、14日(日)島根県民会館にて、しまね土地活用研究会主催による、第10回 相続対策と土地活用の定期勉強会を開催いたしました。時節柄お忙しい時でしたが、両日で28名の方にご参加頂きました。
 今回の定期勉強会は、現役の若手司法書士を講師にお迎えして成瀬司法書士事務所:次長成瀬公平先生にお話をしていただきました。
 民法に従って進む相続の流れ、あまり知られていない相続放棄の手続き、近年増加傾向にある遺産争い・・・実は課税対象金額の少ない家庭に多く5千万円以下が70%超・・・理由は相続の認識のある人は、対策を考えているから逆に少ないとの事。
 また、相続財産の項目別の割合は、全国的には土地、建物で4割だが、島根は7割くらいになるのではと、農地が多く現金が少ないから相続税に困る家庭が多い、皆さんには変わる税法を上手く活用・利用して欲しい、また相談できる専門家を見つける事で相続への不安をなくしましょうと・・・
 最後には、成瀬先生がこれまで15年くらいかけてやってこられた自身の相続対策・・・現金を生む仕組みを作る事が大切で、相続税を払える状態にしておけば怖くない、後は相続が争続にならないための準備を元気なうちにする!等のお話をして頂くと、終了後のアンケートでも、参考になった、もっと話が聞きたい等の感想を多数いただきました。
 次回の定期勉強会は、来年2月の開催予定です。2月2日(土)出雲商工会議所、2月3日(日)島根県民会館で行います。
 今後も皆様に役立つ情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。