出雲土建㈱
環境研究室
淺沼 友光
元島根大学総合
理工学部教授
現東京学芸大学
教育学部准教授
大谷 忠先生
2001年に「炭八」事業をスタートした頃、調湿木炭と言われる木炭は、全国で何百社ものメーカーで製造されていました。
しかし、その中で1社としてその調湿する能力と、なぜ床下が乾くのかを科学的に説明できるメーカーはありませんでした。
出雲土建、出雲カーボンでは産学官共同研究で、まず最初に木炭「炭八」の湿気を吸ったり吐いたりする調湿能力が高く、なおかつ製品の品質が一定になるような製造条件の確立を目指しました。
次にその「炭八」を、既存の湿気に困っている戸建住宅に敷設し、床下の湿気が除湿されることを実証しました。
木炭「炭八」でなぜ床下が乾燥するのか?というメカニズムを産学官共同研究により、全国で初めて実証し、「目に見える化」に成功しました。
この結果は、木材学会で発表されました。
製品の信用度を高めるため、現在でも研究は継続しています。