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材料は家屋を解体する時に発生する木材や工場で使われるパレットです。炭八の品質を高めるため、接着剤などの有害物質が付着したものは受け入れていません。製紙の原料としても木材チップを販売しているほど、炭の原料となる木材の仕入れは厳選しております。

 

 

 


特殊な大型破砕機により、材料を小さくチップ化しています。

 

 

 


木材についていた釘などは、強力な電磁石で全て除去されます。

 
 
 
 


木材チップは炭八と製紙の原料になります。 

 

 

 

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出来上がった原料チップはコンベヤーで運ばれ、炭化炉の中に投入されます。この炭化炉の中で800℃で1時間焼くと炭八の完成です。製造方法は創業当初より島根大学との共同研究によって確立しました。

 

 

 

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不織布という湿気を通しやすく中の粉が出にくい袋に袋詰めし、ダンボール箱に詰めます。
従来品は、不織布の目が粗く、炭の粉がもれてしまう袋に入れられていましたが、粉が出にくく空気の通りやすい袋を使用したことで特許を取得しました。
(特許3768498号 発明の名称:床下調湿材 平成18年2月10日)
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炭の家などの天井に利用します。
炭八

「本当に使っている人の声は・・・」

実際気にかかるのは、使った人の声。
床下調湿木炭「炭八」をご使用になられたお客様の声をご紹介します。天井調湿木炭「炭八」をご使用になられたお客様の声は、「入居者さまの声」をご覧ください。

Y様の声 出雲市
jan.2008
100年住宅の実感-「そりゃぁ、良かったですよ!」

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築百年のYさんのお宅です。Yさんのお宅の様子はテレビで取り上げられたこともあります。炭八のユーザーとしては5年。最古参とも言える存在。「この家は当時、木挽きさん(こびきさん)が山の松を切り出して建ててくれたそうです。あと100年は持ちますよ。」どっしり太い柱に、無節の造作。この家にはお宝らしいお宝はないと奥さんはおっしゃりますが、家自体が立派なお宝。
「梅雨のジメジメがなくなりました。ゴキブリも出んよーになりました。」単純ですが、ここにYさんの「良かった」が集約されています。
炭八を敷く以前、シロアリも出るようになっていたそうです。増築や築地松をやめてしまったことが何らかの影響を及ぼしたことは考えられますが、原因は特定できませんでした。「井戸の上に家を建てるな」という言い伝えが広く全国に見られます。「昔の台所は土間で、そこに井戸があったんですが、床を上げて今の台所に改装したんです。それがゴキブリなんかが出やすい環境をつくっていたのかもしれませんね。」炭八敷設後、気になっていた虫たちは姿をひそめたそうです。「若い人は知らんでしょうが、昔は畳み上げもしていました。そういえばいつからかやってないですね。前頃は、シロアリが出た家は、畳を上げて座板(畳の下の板)に新聞を敷いて、DDTですか?白い消毒用の、あんなのを散布しよったもんです。炭八はそりゃあ楽ですよ。敷いたらそれで終わりですから。」日本中の畳を上げると20年前の新聞紙が出てくるかもしれません。

きっかけはお隣が炭八を敷くと言うことで、そのときに薦められたことです。「あれが、もう5年前になりますかいねぇ。夏だったと思いますよ。広島の孫も来ていて、手伝ってくれて皆で敷いたんです。あの時で、高校生かな。」「すぐになにか感じたり、効果があったわけではなかったです。その年の冬は、少し家が暖かく感じたぐらいでした。そのあとの梅雨ですね。ジメジメ感がなくて、サラッとしてるのを実感しました。九州の知り合いがきたときにも、なんでこんなタタミがさらっとしてるの?というんですよ。」九州も地域によるだろうが、山陰地方が全国的に湿気が確実に高いことを考えると、炭八の効果が伺えます。「そりゃあ良かったですよ。人に薦めるとき?『ええよ(良いよ』です(笑)。」
「最近『炭の家』体感見学会に行ったことがあります。入るとみんな言いますね。空気が違うって。わかりやすい。」Yさんのお家は、伝統的なスタイルの家で、現代特有のシックハウスなどなく、元々環境が良いためか、それほどわかりやすい効果がすぐに実感できる訳ではありません。それでも親しい人たち人にお勧め頂けているのは、現代の私達が忘れかけている時間の中で、永く家と付き合い、築100年のY家を引き継いできたYさんのならではの実感と、変化があるということなのかもしれません。現象や効果としてすぐに確認できないと納得しない、したがらない、そんなところが今の私たちにはあります。効果、効果と探し出すのでなく、炭八も本当の意味でのロハースな家も「じっくり」と解ってゆくものです。Yさんのシンプルな感想にはそんなメッセージが籠められているように感じられました。

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柳楽様の声 出雲市
apr.2005
「サラッとした感じに驚いた」

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炭八歴約半年、出雲市中野町の柳楽さんに、炭八体験についてお話を伺った。柳楽さん宅は木造(在来工法)2階建て築30年の出雲地方にごく一般的に見られる造りだが、大きな改修をされたのではないかと思われるほど、清々しく、しっかりした印象を持った。
そんな柳楽邸でも改修せざるを得なかった部分がある。脱衣場と廊下の床板だ。廊下は家の真中辺り。いずれも湿気が溜まりやすい場所。腐ってしまった床板を貼りかえると同時に、床下換気扇を取り付けた。その直後、既に「炭八」体験者であった友人から敷くことを強く薦められた。「炭」が良いことは知っていた。それに床板は10年で腐るのが常識と聞かされていたが、タタミ上げをしていた父や母の記憶はあっても、10 年ごとに床板を張り替えていた記憶はない。
「炭八」を敷くことで何か変わるのではないかという期待感はあった。敷きこみはご主人が自ら床板をはぐって行った。敷きこみ当日、箱積みされた「炭八」にご近所の話題が集まった。「炭八」を敷いたのは去年の秋。この冬は例年より寒かったにもかかわらず、床板にいつものような冷たさを感じず、サラッとしたことに驚いたという。じゅうたんは明らかに例年より乾いて厚みを感じた。床下には断熱材も床暖房もない。「炭八効果」が実感されたところで、押入れに「炭八」を使うと良いと聞いた。押入れには普段お客さま用の布団が収納されている。これまで時々出して干さないといけなかった布団が、いつでもフカフカの状態になって喜んでいる、そういって奥様はふすまを開けて押入れの中の「炭八」を見せてくださった。柳楽さん宅では、まず湿気っているところに「炭八」を敷いたが、機会があれば敷く場所を増やしてゆきたいとのこと。
手前味噌になりそうだが、やはり「炭八の家」にお邪魔すると空気がサラッとした印象を受ける。だが、これは「炭八」の効果だけではあるまい。よく掃除の行き届いた室内と、気持ちよくしつらえられている調度品。窓辺には白いカーテンが4月のさわやかな風に揺れていた。柳楽さんの次の関心は「炭八」を敷いて最初に迎える夏である。

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柳楽邸

小田川様の声 出雲市
nov.2005
「今年は、一度もクーラーを使っていません」

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小田川さん

小田川さん宅は現代的な造りの住宅です。去年の6月から炭八を使われています。「使い始めは効果がわかりませんでした。だんだん湿気を感じなくなって、去年の夏はほとんど湿気がなかったように感じました。以前は気になっていたカビ臭さもなくなりました。」と語る小田川さん。中でも炭八を敷いた後、家の中が涼しくなったことには驚きを感じられたそうで、「今年の夏は炭八のおかげで涼しく快適に過ごせたので、全くクーラーを使いませんでした。1度も使ってないんですよ。扇風機だけで今年の夏は生活しました。」とのこと。来客の方にも、あまりの涼しさから「何でこんなに涼しいの?」と尋ねられることもしばしばだったそうです。
最近では、よそのお宅の湿気がわかるようになり、炭八を敷いた我が家の快適さがさらに肌で感じられるとか・・・。友人にも紹介したところ、実際に新築のお宅で一部だけ敷いてみられた方が「本当に効果があった。全部敷いておけば良かった。」と評判も上々。今後も友人に広く薦めていきたいとおっしゃっていました。

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小田川邸