島根大学医学部との共同研究で、アトピー性皮膚炎や小児気管支ぜん息は生まれつきのアレルギー体質の方であることを知り、そういった体質の方がアルミサッシやビニールクロスで覆われたようなカビやダニが発生しやすい高気密な住居環境で生活すると、症状が悪化すると考えるようになりました。
 また、高気密の弊害により、冷暖房に頼りすぎ、室内が夏も冬も乾燥しすぎてしまい、アトピー体質にとって最悪な状態である角質の乾燥を促進させていることもわかってきました。